ある日、テレビを見ていたら、CMで見慣れたあの人が!
そう、ビズリーチ先輩こと吉谷彩子さんだ。

まーたビズリーチのウザい新作CMが来やがったかと緊張感をもって注視したところ、どうやら違うCMのようだ。
その名も「ハーモス(HRMOS)労務」!
いわゆる従業員の勤怠などをまとめる労務管理システムのようだ。
しかし、CMの作り方がビズリーチにそっくりの寸劇スタイルだ。
労務管理システムの使用料金値上げの請求書に頭を抱える部長の声を吉谷彩子がアフレコするシーンから始まり、悩める部長の前に謎の三角形ハンドサインを提示して「ハーモス労務!」とぶっこむ展開がまさにビズリーチの文法通りの内容だ。
最初は「吉谷彩子を使ってビズリーチのパクリCMを作るとはけしからん会社だ!」と思い、ハーモスの会社にアクセスしてみたところ、とんでもない勘違いをしていた事に気づいた。
「ハーモスもビズリーチも同じグループ会社(ビジョナル)じゃないか!」

つまり、これは決して悪質なパクリCMではなく、自社でビズリーチCMにインスパイアされてオマージュした内容なのだ。
そのため、見事なまでにビズリーチCMの流れを踏襲しているのだ。
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そして、そんなビズリーチフォーマットで作られたと定評のハーモス労務のCMは以下の内容だ。
部下の吉谷彩子から労務システムの請求書を受け取った部長が今回の寸劇要員だ。


システム使用料の度重なる値上げに苦慮する部長の心の声を、吉谷彩子の特殊能力でアフレコするというビズリーチCMで何度も見たいつものシーンだ。


そこで、吉谷彩子が部長の前に現れ、真矢みきばりに「諦めないで!」と進言。

「メガ粒子レクイエムシュート」みたいなハーモスポーズを決めながら、価格でお困りならハーモスが良いよとアピールする吉谷彩子。


そして、いつものみんなでメガ粒子レクイエムシュート……もとい、ハーモスポーズを決めるお約束も網羅。

吉谷彩子の励ましで、部長が憑き物が取れたような笑顔でサムズアップしてビズリーチポーズを取ってしまうという、まさに夢のコラボレーションCMだ。

このように見事なまでに従順なビズリーチCMの文法でハーモスのCMを作ってしまうのを見て、ビズリーチCMウォッチャーとしては「やるじゃん、ハーモス」と思ってしまった程だ。
労務システムに限らず、最近は物価高をいいことに何処の業界も隙あらば値上げの流れが顕著だ。
これはビズリーチやハーモスと違う業種の話だが、GMOのインターネット関連サービスの料金体系もおふざけが過ぎる状況で、通常料金に加えて謎の変動費「サービス維持調整費」を上乗せするセコい便乗値上げをするため、請求書を見る度にモヤっとする今日この頃だ。
そういったサービス料の便乗値上げの流れに不満を抱いている人もいるだろうと見据えて、あえて価格を抑えて攻勢を仕掛けるハーモスの流れは実にありがたい話だ。

しかも、慣れ親しんだビズリーチCMの文法と演出を動員してPRするという並々ならぬ意気込みで、これは同業他社も「あのビズリーチCMの形式でPRしてきやがった……!」動揺が走ったに違いない。
これを契機に同業他社間で価格面や顧客満足面での競争が始まり、いずれ適正な価格で管理部門の負担が軽減される優秀なシステムが普及してくれればいいなあと思っている。
さらにハーモスとは別の会社のラクスの話だが、「楽楽勤怠」のCMが優秀で、個人的に気に入っている。
CMでフォーカスを当てている勤怠管理を担当する部門にありがちの面倒な作業を効率化するシステムのアピールが実によく出来ている。


CMを見て思わず「そうそう、この毎月末と月初恒例のクッソ辛い作業が自動化するなんて神アプリだろ!」とヘッドバッキング全開で頷いてしまった程だ。
ラクスのシステムは管理部門目線のCMが多く、請求書発行や経費精算、入金の消し込みなど、これまで手作業で面倒だった作業を自動化できるシステムは、思わず導入したくなってしまった程だ。
既に大企業では経営管理システムにこの手の機能は包括されているのかもしれないが、中小企業ではコストの都合でそういった見えにくい効率化への意識が薄い分システムは導入されにくく、今でも月末月初はかなりアナログで手間のかかる人海戦術頼りの作業も少なくない。
しかし、楽楽シリーズのように比較的安価に導入できる上、会社の本システムと独立して運用できるらしいという仕組みは全国の悩める中小企業の総務経理担当者に福音をもたらすのではないだろうか。
そんな安価で優秀そうな業務管理システムが鎬を削る中、我らがビズリーチが価格を武器に投入したハーモス労務だ。
そんなハーモスだが、実は数年前からテレビCMを打っており、吉谷彩子CMより前からハーモスCMは謎のハンドサインを出していた。

なお、さっきから連呼している「メガ粒子レクイエムシュート」について何も書かれていなかったので、最後に補足説明を。
このハーモスのハンドサインは、漫画「NEW GAME!」に登場した「メガ粒子レクイエムシュート」みたいなポーズで、CMを見る度にアレを思い出してしまいがちだ。
そして今回、我らが吉谷彩子ネキが満を持してハーモスCMに殴り込んであのメガ粒子レクイエムシュートをしているから感動もひとしおだ。

★画像引用元:NEW GAME! 1巻より
しかし、あらためて漫画と見比べてみると、だいぶ違うような気がしないでもないが……
考えるな、感じろ!
