以前の記事で、2019年製造のSwitch Liteの一部に十字キーの斜めが入りにくい個体が有る事が判明した。
実際検証したSwitch Liteの製造年は2019年、2020年、2024年の3モデルだったが、2019年モデルを3台検証した中で1台だけ斜め入力の問題が見つかった。
【検証】Switch Liteの十字キーの斜めが入りにくいと言われている件について製造年別に検証してみた
パーツの接点汚れによる不具合ではないかという線も考えて分解清掃も行ったが、結果は変わらずだった。
そんなワケで、今回はどのパーツが斜め入力問題の原因かを検証するため、3つのパーツを入れ替えて検証してみた。
今回の部品ドナーは、2021年製造のSwitch Liteで、十字キーの斜め入力がしっかり出来るのを確認済みのやつだ。
検証に使うパーツは「コントローラー基板」「ゴムパーツ」「十字キーのプラパーツ」の3種類だ。
これを1個ずつ入れ替えて検証してみよう。

■(容疑者1)コントローラー基板
根拠は特にないが、個人的には基板が一番怪しいと睨んでいる。
ここの接点部分が初期モデルでは接触不良を起こしやすいロットがあって、何らかのホニャララ(適当)があって、斜めが入らないとか何とか……?

早速バラして乗せ換えてみたところ……あれ?
相変わらず斜め入力は不調のままだ。
これで『勝ったッ!第3部完!』と思ったのに、そうは問屋が卸さないようだ。
まあ、初手から上手く行ってしまったら楽しみが無くなってしまうので、切り替えて次の容疑者に行こう。
■(容疑者2)ゴムパーツ
この手のゲーム機のコントローラーのゴムパーツ(ラバー)は、使用頻度や経年劣化で破れたり黒い接点が摩耗するという不具合はよくある話だ。
基板がダメなら、ゴムパーツに違いない!

……え、これもダメ?
相変わらずR-GRAY1さんの斜めが入りにくく、オペレーション・レイストームは完遂不可レベルだ。

■(容疑者3)十字キーのプラパーツ
消去法で残った十字キーのプラパーツ……まさかこいつなのか?
2個を目視で確認した限りでは特に形状の違いは見られないが、もう他に選択肢が無い。

半信半疑でパーツを取り替えてみて検証してみたところ……えっ!?
直った。
普通にスイスイ斜め入力できるようになったぞ?
まさか十字キーのプラパーツが斜め入力不具合の原因だったとは、想定外だった!

■最後に(十字キーのプラパーツを交換すれば直る!ただし……)
まさか一番怪しくないだろうと思われた十字キーのプラパーツが真犯人だったとは、まるでミステリー作品のような展開だ。
これらの事象から考えて、おそらく2019年製造の初期モデルの一部に十字キーのプラパーツの成型がイマイチなロットがあったようで、斜め入力の不良が出ていたのではないかと予想される。
あらためて良品とワケ有り品を並べて見たが……うん、まったく違いがわからん。

英二六のように、純正品から交換できるドナーパーツを持っていたから十字キーを修理できた。
稀にジャンク屋で部品取り用の故障Switch Liteが売られている事もあるが、普通の中古ショップではほぼ売られていないレア商品のため、一般ユーザーは入手困難だ。
そもそもジャンク品はどこに不具合があるか分からないため、必要な部品が手に入るか不明でギャンブルみたいなものだ。
そういった事情から一般ユーザーにはドナー用のSwitch Liteを用意することは非常に困難だ。

ちなみに、Amazonで十字キーのプラパーツの社外品が販売されているが、残念ながら社外品は純正に比べて部品精度のイマイチな物が多いのが現状だ。
経験上、特にプラパーツ関連はいい加減な成型をしている物が多いため、パーツ交換したところで症状が改善されるか正直怪しいところだ。
↓社外品でパーツがあるにはあるのだが、部品の精度は不明……?
そのため、Switch Liteの十字キー斜め入力に問題がある場合、現時点では任天堂に修理に出すのが一番手堅い手段だ。
何せ取り扱っている部品が信頼と実績のある任天堂純正パーツという点が最大のメリットだ。
ちなみに、修理費用はコントローラー周りの修理扱いとなるため6,050円で済むはずだ。

任天堂への修理を依頼するときは、オンライン修理受付から申し込むのが断然オススメだ。
オンライン修理受付を使うと、修理完了までのリードタイムが通常より短く、修理費用が5%オフ、メールで進捗連絡があるといった具合に「早い、安い、うまい」の吉野屋状態なので、オンライン修理受付を活用しておいて損は無い!

ちなみに、オンライン修理受付を使用するにあたって、ニンテンドーアカウントまたは連絡用のメールアドレスが必須なので、持っていない人は予め作っておこう。
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