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【お値段以上】ASUS Zenfone5用イヤホン(ZenEar Pro?)がじゃんぱらで300円なので買ってみた【良音!】

投稿日:2021年5月9日 更新日:

 以前、じゃんぱらでZenfone3用の未使用イヤホン(ZenEar)が¥100で売られているので購入してみたところ、値段を遥かに超えた上質な音に驚いた。


 そして先日、じゃんぱらを覗いてみたところ、久しぶりにZenfoneのイヤホンが入荷していたのを発見したが、値段が¥300と大幅に値上げされていた。

ZenEarPro(じゃんぱら300円)

 しかし、よく見ると既に持っているZenfone3用の物とは形状が違う事に気が付いた。
ラベルには「ASUS付属品」という表記のみで、どのモデルのZenfone付属のイヤホンか分からない。

じゃんぱらの店員に聞いても「さあ? わかりませんね」と分からない状況だった。

ZenEarPro(袋入)

 ならば、買って確かめるしかないなということで1つ購入し、家に帰ってGoogle Lensで検索してみたところ、どうやらZenfone5付属のイヤホン(ZenEar Pro)のようだ。

ZenEarPro(本体)
ZenEarPro(教えてGoogle先生!)
ZenEarPro(検索結果)


 このイヤホンはハイレゾ対応らしく、Zenfone3用の物よりグレードが上という事情から、少し値段を上げたのではないかと考えられる。
 しかし、¥300でハイレゾイヤホンが買えるなら十分お得な話だ。

 自分のバカ耳で試聴してみたところ、音質は前回購入したZenfone3用イヤホンと同様に、解像度の高いクリアな音で、特に過不足を感じない満足のいくものだった。

今回は、このじゃんぱらで売られていた¥300のZenfone5用イヤホンについて紹介してみよう。
これは、いいものだ。


■クリアでおとなしい音だが、決して貧弱ではない

 第一印象は、クリアでこもりの少ない音が出ているなという感触があった。
前回購入したZenfone3付属のイヤホンでも「おおー、これはなかなか音がキレイ!」と、音のクリアさが一番の印象だったが、今回もそのコンセプトは踏襲しているようだ。

ZenEarPro(パラッパラッパー)

 音域も低音から高音まで過不足なくカバーされている。
かと言って、ドンシャリも強すぎず、弱すぎずといったマイルドな味付けで、長時間使用していても疲れない音が心地良いのだ。

 このイヤホンは、短時間でダイナミックな音を楽しみたいというニーズには向かないが、長時間じっくり作業をしながら用には、丁度いい具合に仕上がっている感じだ。

 どうやら、Zenfone5には、ZenEarPRO用にセッティングされた音声出力モードがあるようだが、今回試したスマホ(Google Pixel 4a(5G))でも十分に良い音だった。

ひょっとしたら、Zenfoneではコレより良い音になるのかもしれないが、手元にZenfoneが無い為、確認が出来ないのが悔やまれるところだ。



■ハイレゾ対応らしいが……

 ハイレゾ音源は、ソニーのページで無料配布されているサンプルで確認してみた。
確かに良い音には違いないが「さすがハイレゾだ!」と判断するには、自分のバカ耳ではよく分からなかった。

ZenEarPro(ハイレゾウォークマン)
左:ZenEar PRO 右:ZenEar

サンプル曲:Bee Moved (Blue Monday FM)

聴きどころ
ノリのいい打ち込みでいろいろな音を楽しめる。女性ボーカルとコーラスの透明感。心地よいパーカッション。ベースのエッジ感が良い。

SONYダウンロードページより引用

 ちなみに、この曲はソニーのハイレゾウォークマンに必ずバンドルされている。
曲名は「Bee Moved」で、かつてソニーが自社のコーポレートメッセージにしていた「BE MOVED」を意識したものに違いない。

ZenEarPro(Bee Moved)

 しかし、これがまた良い曲で、毎回ハイレゾウォークマンを買い替える度に「今回のウォークマンは、Bee Movedがどれくらい良く聞こえるようになったか?」を確認する事がルーチンになってしまう程だ。

 このようにBee Movedは、製品のベンチマークソフトとしての性能と、単純に楽曲として良曲という側面を持ち合わせているのだ。


 実際、自分がソニーストアなどのショールームでイヤホンやスピーカーの性能をチェックする時は、よくBee Movedを再生して確認している。

 なお、この曲を歌っているアーティスト「Blue Monday FM」はCDアルバムもリリースしている。
毎回Bee Movedを試聴して飼い慣らされたせいか、ついついアルバムを買ってしまったほどだ。


アルバムにはBee Movedが収録されていないが、良曲揃いで、コレもオススメだ。




■リモコン搭載、マイク搭載

今回もイヤホンにリモコンとマイクが内蔵されており、イヤホンを付けたまま通話も出来るし通話やオーディオの操作が可能だ。


リモコンは1ボタン構成で、オーディオ操作はボタンを複数回押すことで様々な動作に対応している。

一応、操作方法は以下の通りだ。

通話:

 1回押し
着信時出る
通話時切る


オーディオ操作:

1回押し再生/一時停止
2回押し1曲送り
3回押し1曲戻し




■(まとめ)4,000円以上クラスのイヤホンが300円で売られている情け無用さに、安すぎて損は無い

 普通、スマホ付属のイヤホンにはオマケ程度の物が付いているのにも関わらず、今回もエイスースは音質の良い贅沢なイヤホンを付属しているようだ。

 さらにマイク、リモコン搭載と利便性も高く、イヤホン端子が付いたスマホとの相性は抜群だ。
前回のZenEarよりも少し高くなってしまっているが、今回も買って間違いない出来だ。

 これは¥300で買えるようなイヤホンの音質でなく、¥4,000以上クラスのイヤホンの音で、まさにお値段以上……いや、お値段異常レベルだ。
さすがに1万円オーバーの商品には敵わないかもしれないが、この値段なら買っておいて損なしだ。


 値段もお手頃なので、じゃんぱらで見かけた時は、予備に2個くらい買っておいても良いのではないかと思う程だ。

ヤスすぎて ソンはない。

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