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【リコール】トヨタで回収している「ヤリスクロスLEDランタン」の製造元はFirehongとの事だが……

投稿日:2020年9月23日 更新日:

最近、トヨタの新車「ヤリスクロス」のノベルティで配布されたLEDランタン破裂・破損のおそれがある不具合により、回収を呼び掛けているコマーシャルをテレビで頻繁に見かけるようになった。

画面左に映る回収対象のLEDランタンを見て、ふと思った。

「あれ? これとよく似たLEDランタンを持っているぞ?」

テレビの映像と並べて見比べてみたところ、色は黒いがボディの形状や取っ手の部分、ソーラーパネルの位置などそっくりだ。

まさか、これもCMで呼び掛けている「破裂、破損の可能性がある」って事だろうか?

不安になり、持っているLEDランタンの箱に記載された発売元を調べたところ「ヒロ・コーポレーション」という事が判明した。

商品名「モバイルチャージ付き 2Wayソーラーランタン」でホームページを確認してみたところ、特に回収の告知は出ていないようだ。

箱に電話番号も記載されていたので、念のため電話で確認してみた。

英二六:
「御社の商品”モバイルチャージ付 2WAYソーラーランタン”は、いまトヨタさんのCMで回収となっているLEDランタンに形がよく似ていますが、これは同じ商品でしょうか」

ヒロ・コーポレーション担当:
「その商品とは関係ないですよ」

どうやら自分が使用しているヒロ・コーポレーションのLEDランタンは、見た目はそっくりだが、ヤリスクロスのLEDランタンと異なる商品のようだ。

もう一度テレビの映像と見比べてみると、2か所相違点がみつかった

  • ヤリスクロスのロゴのところに懐中電灯のスイッチが無い
  • USB充電口(USBマイクロ)が無い


現在も通販サイトに同一の商品が売られている状況から考えると、どうやらヒロ・コーポレーションのLEDランタンは今回の一件と関係なさそうだ。
取り越し苦労に終わって本当によかった。


バッテリ容量は若干少なくフル充電で連続3時間ほどしか使えない(記載容量1200mAh)。
しかし、一台で懐中電灯とランタンが兼用できる点が便利で、我が家ではLEDランタンをインドア使用で結構活躍しているのだ。

では、一体ヤリスクロスLEDランタンの製造元はどこだったのだろうか。
トヨタの告知サイトに記載された製造元情報を確認してみたところ、「Firehong」という事が判明した。

しかし、この形状によく似たLEDランタンは各社から販売されており、通販サイトを探しているだけでもメーカー違いの似たようなデザインのLEDランタンが何件も出てくるため、どれがFirehong製か判断するのは難しい話だ。

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