2024年4月16日現在、我らが名古屋の誇る中日ドラゴンズが、セリーグ1位という輝かしい成績で快進撃を続けている。
もし、これが阪神タイガースが首位となっている状態での阪神ファンなら「こりゃあもう、優勝マジックが点灯したようなもんやな!」とポジティブになるだろう。
だがしかし、よく訓練された中部民の我々にとっては、「やばいよやばいよ、序盤から中日が首位だよ。失速しなければいいのだが……」と懐疑的になってしまいがちだ。
それもそのはず、立浪監督率いる中日ドラゴンズは2年連続最下位という由々しき記録を残しており、一昨年のリーグ戦最終日はドームまで消化試合を観戦しにナゴヤドームまで馳せ参じ、立浪監督の敗戦謝罪トークを拝聴する羽目になってしまったほどだ。
そんなドベゴンズと揶揄される中日は、昨年の2023年はWBCの代表チームを倒すという大快挙に「あの世界最強のWBCサムライジャパンを下した中日は、やっぱり世界一のチームだがね! この勢いでリーグ優勝まったなしだわ!!」と期待したのも束の間、どうやらそこで中日の電池が切れてしまったようで、安定のドベゴンズに……oops!
そんな2年連続で辛酸をなめた我々にとって、現在の「中日首位」という言葉はどうもしっくりせずムズムズするのだ。
いつまた中日の電池が切れるんじゃないのか、と。
そんな快進撃のドラゴンズと半信半疑の中部民の思惑がうごめく中、名古屋市交通局からバス・地下鉄の一日乗車券「ドニチエコきっぷ」のドアラが描かれた限定切符が発売された。
ひょっとしたら今年は絶好調のドラゴンズに熱い視線が送られているから、この限定切符も早々に売り切れてしまうのではないかと不安に思い、発売日早々に駅へ行ったところ……
まったくの杞憂に終わり、発売日の夕方前でも普通に購入することができた。
デザインはドアラお得意のフリップ芸で、「たつ年だで のぼり竜だわ」と強気のメッセージが!
ひょっとしたら今年は中日ドラゴンズ、本当にアレしちゃうんか?
でもなあ、中日だからなあ……過度な期待は禁物だ!
2024/5/7現在
2024/10/6….
ドラゴンズ、3年連続ドベゴンズを達成!
そして、立浪監督引退という悲しい幕引きとなってしまった。
しかし、こんな残念な結果になったのにも関わらず、テレビやyoutubeで引退の挨拶を見た限りでは立浪監督へのヤジは飛んでおらず、むしろドラファンからの温かい声援で見送る「ありがとう!」的な爽やかな感じに見えたのは、名古屋市民フィルターで事実を歪曲して見ているのかもしれない。
↓CBCテレビ公式の燃えドラchより
あれ?確か高木監督引退の時は、ここまで成績悪くなかった筈なのに球場から口汚いヤジが飛び交っていたような……?
■中日ドラゴンズ公式HP・告知記事
https://dragons.jp/news/2024/campaign-kotsunagoya.php