牛丼よりハンバーグが美味いと(一部で)定評の松屋が、またやってくれた。
本日6月15日(火)より松屋で販売される限定メニュー「黒毛和牛100%ハンバーグ定食」を食べてきたのだが、今回も松屋のハンバーグは例外に漏れず良い仕事をしていた。
今回は、松屋創業55周年かつ丑年を記念した渾身の一作、「黒毛和牛100%ハンバーグ」の魅力をお伝えしようと思う。
先に結論から言うと、かなり美味しいので、すぐに食べに行くことを全力でオススメしたい逸品だ。
上記の松屋ホームページの画像は、¥890となっているが、今回はライスと生野菜とみそ汁が付いたワンランク上の定食(¥990)を食べてみた。
ドーナツ状の粗挽きハンバーグ
まずはメインのハンバーグだが、まず見た目がいつものハンバーグと違うところがある。この中心にズボっとあいたドーナツ状の穴は一体なんだろうか?
松屋ホームページの情報によると、この穴はハンバーグの中心から特製ソースを染み込ませるための仕掛けで、「美味しさ詰め込みポケット」と呼ばれているようだ。
確かに、この穴から赤ワイン風味の特製ソースがよく絡み、粗挽きハンバーグの肉々しい食感を存分に楽しむことができるのだ。
そんな松屋が満を持してリリースした特製ソースの凝った味は確かに美味しかった。
しかし、個人的には食べ慣れたジャンキーな「デミたまハンバーグ」や「うまトマハンバーグ」のソースの方が好みだ。
ごはん加速装置「マッシュポテト」の罠
黒毛和牛100%ハンバーグは、ハンバーグと同じ皿にマッシュポテトがドカっと大量に入っている。
こんな盛り付けでは、ハンバーグとマッシュポテトが混じってしまう。
最初、「何でマッシュポテトをサラダの皿に入れずにハンバーグなの?」と不思議に思ったが、ハンバーグと一緒に食べて納得した。
マッシュポテト独特のまろやかな風味が、ハンバーグ、ソースの味を絡め取り、味全体に厚みを持たせ、口の中に濃厚な味わいが広がった!
そんな旨味のヘヴン状態のお口にライスを一口かき込むと、まさに至福の瞬間が訪れるのだ。
しかも、事もあろうか、松屋は「ライス大盛り無料」という悪魔のキャンペーンを展開しており、ご飯が進むの何のって……これはアカンやつだろ!
(まとめ)松屋の本気作だが、数量限定と食べ過ぎに注意!
今回の「黒毛和牛100%ハンバーグ」も期待を裏切らない出来だった。
お値段は松屋の商品にしては若干高額の部類だが、お値段以上の満足を得ること間違いない。
ハンバーグ単品でも販売されているが、少なくともライス(+大盛サービス)を注文し、ご飯の加速感を体験することがベターな選択だと言える。
前述の通り、ハンバーグの食感とソースの旨味とマッシュポテトのまろやかさが波状攻撃のようにお口の中に広がるところを、大盛ライスでガツンと絡めとるコンビネーションプレイに、お口もお腹も大満足だ。
このようにデブまっしぐらな危険なメニューだが、この背徳感と加速感は是非とも体験してほしい。
価格リスト:
- 黒毛和牛100%ハンバーグライスセット(ライス・みそ汁付) :890円
- 黒毛和牛100%ハンバーグ定食(ライス・生野菜・みそ汁付) :990円
- 黒毛和牛100%ハンバーグ単品 :790円
この商品は、6月15日より販売開始だが、松屋恒例の”数量限定でいつ終了か分からない”という流れは相変わらずなので、早いうちに食べておいた方がいいだろう。
過去に何度か「また今度でいいや」で流して、次に松屋へ行った時には出会えなかった事も多々あった限定メニュー……油断は禁物だ。