4/1に親から「iPhone SE2が何もしていないのに画面が真っ暗になって動かなくなった」と言って渡されたiPhoneを見たところ、黒背景に白いリンゴマークとプログレスバーのような物が……。
おそらくOS関連のアップデートだとは思うが、何でモバイル回線でOSアップデートが?
数分後、アップデートが成功してiPhoneが起動したので、親に「何かiPhoneがシステムの自動更新してたみたいで、操作できなくなっていた」と伝えて返却した。
翌日、「iPhoneがネットに繋がらなくなった!」と言って持ってきたので端末を見たところ、通信速度が恐ろしいほど遅くなっており、データ使用量を見たら今月のデータ容量を使い切って通信制限状態となっていた。
親は元々スマホをそれほど使わないため、ドコモのirumo(3ギガ)プランを契約していてこれまで特に問題なく使えていたが、何を間違えてか数ギガもあるOSアップデートが実行されてしまい、月の初日から通信制限という悪夢のRTAを達成してしまったようだ。

(4月1日に完走……oops)
いわゆる「ギガが足りない」と言われている状態だ。
参考までに現在の通信速度を計測サイトでチェックしてみたところ、26kbpsというどうしようもない鈍足で、昔のPHSの激遅通信の32kbpsすら下回るレベルで納得の通信制限がかけられていた。

こうした通信制限下では、Yahooのトップページすら満足に表示されないという救いようのない状況だ。
そこまで絶望的な状況だが……せや、阿部寛のホームページ見たろ!


……って3秒!?
ここまで壊滅的に通信制限されていてどこのページも開かない状況下でも、阿部寛のページは3秒で読み込めるのか。
さすが阿部寛のホームページだ。
あやうく通信制限が解除されたのかと錯覚してしまったわ!
しかしながら、阿部寛のホームページ以外はまともにネットを見ることができないため、状況をどう対策しようかと考えてみたところ、いくつかの案が浮かんだ。
- 案1 irumoの回線をおかわりする(1GB/1,100円)
- 案2 MNPで別の回線に乗り換える
- 案3 副回線を契約する
最初に、irumoの通信容量のおかわりを考えたが、普段2ギガ少々使っているようなので3ギガ分契約すると3,300円となり、いくら何でも情弱をぼったくる気まんまんの価格だったため却下。
次にMNPについては、親が「手続きが面倒くさい」の一点張りで却下された。
となると最後の副回線だが、最初別のキャリアのSIMを使おうと思ったが、今月だけを乗り切ればいいので、毎月課金が発生する契約形態はおそらく無駄になると思われる。
海外旅行者がつかえるプリペイドみたいに短期間だけ契約できる回線なんてあるのか探してみたところ……あった!

Auのpovoがデータ専用のeSIM限定となるが、ローソンでpovoのプリペイドカードを買って手続きすればすぐにデータ通信が使えるようだ。
さらに、指定された期間や容量を選択して使えるフレキシブルな回線ようだ。
これで行こうと思ったが、「そもそもiPhone se2はデュアルsimだったのか?」と疑問が浮かび、iPhone se2の仕様を確認したところ、物理SIMとeSIMの組み合わせをデュアルで使えるようで、povoを使用する要件はクリアできている。


早速ローソンのプリペイドカードのコーナーに行ってみたところ……あった!
このカードはpovoの回線の中から3つのプランを選択して使え、それぞれプランによって料金が異なる。
・24時間データ使い放題(330円)
・データ追加3GB 30日間(990円)
・データ追加20GB 30日間(2,700円)
レジで精算の際、店員から「どの金額のプランにするか?」聞かれるので、今回は「データ追加3GB 30日間(990円)」と伝えて990円を支払った。
よし、これで1か月は戦える!
そして、案内に従ってpovoの設定をして無事3GBの通信枠を確保することが出来たのだが、思いのほか手間がかかった。
ちょっと長くなりそうなのでここで一旦区切って、povoの設定方法については次回の記事で紹介しよう。
次回の更新を、震えて待て
2025/4/6 update
待たせたな!