先日、ダイソーで買い物をしていたところ、食器売り場付近で「粒ガムボトル」という面白い物が売られているのをみつけた。
どうやら粒ガムを1粒ずつ取り出すことのできるガムボトルとの事だ。
単純な構造にもかかわらず、じっさい使ってみるとこれがまた便利で、何で今までこういう便利な物が無かったのか不思議に思ったほどだ。
これまでのボトルタイプの粒ガムは、色々と面倒だった。
- フタを開ける
- 指を突っ込む
- ガムを取り出す
- フタを閉める
……という一連の動作がいちいち必要だった。
とくに運転時の信号待ちの短い時間にガムを取り出すのは至難の業で、モタモタしていると信号が変わってしまい、ガムが食べれない事もしばしばあった。
さらに、最近は指を突っ込んだ際に未包装のガムにまでベタベタと触れる行為そのものが、衛生的にあまり良ろしくない状況だ。
ところが、ダイソーの粒ガムボトルは、それらの問題点を全て解決する優れもので、ボトルにガムを補充しておけば、ボトル側面を上げ下げするだけで、他のガムに触れることなく簡単に取り出せるのだ。
この便利さにウキウキで、さっそく車で使おうと持ち込んでみたところ、ある問題が発生した。それは……
ガムが、滑り落ちる……
信号待ちなど停車中は普通に使用できるのだが、走行中に取ろうとすると、車の揺れや慣性で、排出口からガムがツルっと滑って落ちてしまうのだ。
さらに高速道路での長距離運転時は信号がないため、なかなかガムを取り出せない事が多かった。
ガムが出てくるところ(排出口)が滑らないようにするにはどうしたらいいか考えたところ、ふと目にとまったペットボトルのキャップを利用する改造方法を思いついた。
ここの形状を皿のようにすればガムが滑るのを防げる筈だ。
ただ、ペットボトルキャップのサイズそのままでは大きすぎるため、側面を切り落として、ガムの排出口と同サイズに合わせる必要がある。
キャップは比較的柔らかいプラスチック製のため、ニッパーで外側のパーツ切り落とせば、ちょうど内側の皿状の部分がそのまま流用できそうだ。
パーツ加工後、両面テープで排出口とキャップを接着すれば完成だ。
再度クルマに持ち込んで使ってみたところ、ガムがちゃんと出てくる上に、少々の振動では滑り落ちることも無くなり、使い勝手が大幅にアップした。
そんなワケで、ちょっとした改造でガムボトルが更に便利になるので、ガム好きのドライバーは是非ともお試しあれ!
最後に、ダイソーのどこのコーナーにガムボトルがあるかについてだが、「食器売り場」を探す事をオススメする。
(名古屋市の「ダイソー名古屋栄 スカイル店」の場合)